English Click here
皆さん
2020年4月7日に発令された緊急事態宣言は、5月14日に39県では解除され、5月21日に関西3府県も
解除され、5月25日には全部解除となりましたが、これまで国内外に与えた影響は大きいものがあります。
第二波・第三波にも警戒が必要で、日常生活は以前のとおりという訳にはいかないようです。
そこで、ACPFメルマガを始めたのですが、第1号につきまして、
「見える化はいいことです」
「ゴーン事件に興味を持っています」
「有罪率99.9%の話は面白く勉強になった」
「コラム・編集後記も面白い」
「ACPF会員の自覚と繋がりを感じる」・・・
などなど、好意的な反応をいただき、誠にありがとうございます。
さて、第2号は、元検事総長大野恒太郎氏による講演「企業と司法取引」に関して講演内容をご紹介します。
第1号「日本は中世の刑事司法か?!」の続編もありますので、ご笑覧ください。
なお、本メールの内容の転載・複写は、出典を明示してくだされば当財団の承諾は不要です。
【 1.巻頭言 Prefatory Note 】
Prosperity without Crime and COVID-19!!
本号は、副理事長島岡聖也からご挨拶を申し上げます。
【 2.ACPFライブandライブラリー ACPF Live & Library 】
このコーナーは、ACPFの活動紹介、実施した過去の行事、フォーラム内容の再録など、
皆様の参考となる情報の提供を行います。
(1) 「企業と司法取引」(ACPFフォーラム第3回から)
大野 恒太郎 氏の講演
元検事総長・(公財)国際民商事法センター理事長・ACPF評議員
2020年2月4日、ACPFは、フォーラム第3回として、経営法友会、商事法務研究会、国際民商事法センターと共に
「企業と法務の共催フォーラム」を開催しました。
「日本版司法取引」は、企業にとってその存立にもかかわる重要な制度です。そこで、この制度がどのようなものなのか、
企業としてこれにどう向き合っていくべきかについて解説し、活発な質疑応答が行われました。
折しもカルロスゴーン被告人が国外逃亡した直後で、この件への言及もあります。
共催の公益財団国際民商事法センター(International Civil and Commercial Law Center: ICCLC)ウェブサイトにて、
講演録が掲載されていますので、是非ご一読ください。
→「企業と司法取引」
→ 会場での上映資料
→ 配布レジュメ
(2) 「日本は中世の刑事司法か?!」(続編)
語り手:山下 輝年 氏(ACPF事務局長)
2019年6月に実施した第1回ACPFフォーラム「日本は中世の刑事司法か?!」の第2回です。
今回は、ゴーン氏本人や諸外国から、わが国では、事実上の自白強要を前提とした長期の勾留や保釈の取り扱いにより、
「人質司法」が横行しているとの批判の是非について解説がなされたものです。
【 3.法律情報 Legal Updates 】
このコーナーは、一般情報ソースや許諾を得た関係団体の情報(Zaitaku Shojihome)の中から、
皆様の参考となる法律関係情報の紹介をするものです。
⑴ コロナ対応の実務
・厚生・労働政策→コロナ対応Q&A
*全体/詳細はこちら→Zaitaku Shojihomu
(Zaitaku shoujihomu は6月末をもって更新が中止されます)
⑵ その他コロナ対応法務省、警察庁、首相官邸情報更新
・法務省→法務省関連情報
・警察庁→警察庁関連情報
・首相官邸→首相官邸情報
⑶ 今国会で成立・公布された重要法令等
・個人情報保護法改正→改正内容
附則第10条に基づく3年ごとの見直しによる改正。
個人情報権利強化、事業者の義務強化(漏洩時の報告義務、不適切利用の禁止)、
仮名加工情報制度創設、罰則強化、域外適用・国外越境データ規制強化等
・いわゆるあおり運転類型化処罰→法律案要綱
・公益通報者保護法改正→制度概要と改正内容
消費者庁資料→概要資料
・著作権法等改正→改正内容
規制概要→概要
【 4.事務局/支部から: From the Secretariat & Branches 】
このコーナーは、国内外ACPF支部、関係団体等からの情報等を提供するものです。
第2回は、ACPF名古屋支部からです。
(1)名古屋支部からこんにちは
名古屋支部は、1992年1月29日創設の国内支部第1号です。フィリピンACPFと友好協約を結んでおり、
長年、国内外で国際協力に貢献しております。
名古屋支部から「顔の見える挨拶」・・・こちらからどうぞ
(2) アジア刑政財団の国内支部
詳細はこちら→ACPF WEBサイト
海外協力団体の所在国はこちら
【5.コラム&編集後記 Column & Editorial Note】
かつて人の付き合いは互いに会える範囲であった。年賀・年始の挨拶も、
自宅を訪ねての挨拶回りだった。それが年賀状に取って代われた。その年賀
状が普及したのは・・・・続き全文
※このメールマガジンについて、内容、分量、体裁など、お気づきの点がありましたら、
info@acpf.org へ是非ご意見、ご感想をお寄せ下さい。