2022年6月17日にACPFと森・濱田松本法律事務所危機管理PG(プラクティスグループ)共催の
セミナーを開催いたしました。
ACPFにとっては、2021年9月のフィリピンセミナーに続いて2回目のwebセミナーですが、
今回は国内から森・濱田松本事務所危機管理PGとのコラボで発信いたしました。
内容は、ロシアのウクライナ侵攻に関連して、とみに注目を浴びている国際刑事裁判所
(ICC: International Criminal Court)に焦点を当てたものです。
テーマは「国際刑事裁判所は何ができるのか」。
講師は尾崎久仁子元ICC裁判官(現中央大学法学部特任教授)です。
実際の経験に裏打ちされた豊富な知見に基づいて、ICCの実情や課題などを、明快によどみなく説明され、
聞く者が感服させられる講演内容となっています。
ICCの法廷の様子(日本の公判前整理手続に相当するもの)が動画でも示され、
参加者にとっては実にイメージしやすいものでした。
当日はハイブリッド方式で講演が行われ、web参加者の申込みは300名を超え、
大学生、大学院生、研究者、弁護士・検事・裁判官(現役・OBを含む)など
様々な方々に参加して頂き、QAセッションでは活発に質疑応答が行われました。
その様子は、次の動画(約90分)でご覧になれますので、是非ご覧ください。