お知らせ

京都コングレスにご協力くださったACPFの皆様へのご報告と御礼

 

京都コングレス開催! ACPFの皆様、ありがとうございました!

 

 

~ 報告 ~

 

【1.第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都、51年ぶり)が開催され、無事終了しました。】

 

コロナ禍で初めてとなる国連最大規模の刑事司法分野の会議でした

(2021年3月7日(日)~12日(金)の6日間、京都国際会館)

 

 

[コングレスメイン会場]         [UNODC事務局長]

 

 

[上川陽子 法務大臣]            [菅義偉 総理大臣]

 

 

【2. 知恵と工夫の結集】

 

今回は、コングレスでは、ハイブリッド方式(in-personとonlineを併用)を採用。

世界中から150か国以上、5000名以上が参加しました。

(↓オンライン参加画面)

 

 

 

【3.テーマの特徴】

 

今回はSDG(持続可能な開発目標)を主要なテーマに取り入れ、

国際化・複雑化する犯罪対策に多様で統合的な視点から取り組むことに焦点を当てました。

 

 

 

【4.アジア刑政財団の京都コングレスでの貢献】

 

(1)2つの付属会議を開催

 

 

ひとつ目は、3月10日(水)にアジ研と共催で、「アジ研同窓生のその後の活躍」と題して、

これまでアジ研が実施してきた国連刑事司法分野における人材育成の貢献とACPFからの支援に関する

発表・意見交換がなされました。

 

 

 

 

 

 

なお、その後サプライズとして、ACPF創設者の敷田稔理事長令夫人、御令嬢を招いたACPF ZOOMミーティングを開催し、

アジ研同窓生も参加し好評を博しました。

 

 

 

 

二つ目は、「刑事司法と社会福祉の協働」というテーマで日本、フィリピン、タイの専門家が刑事司法における

関係機関の協働の重要性について発表し、参加者が認識を深めました。

 

       

[ドナ・キャパラス国家警察委員会局長]      [白木麗弥弁護士]

(フィリピン)                    (日本)

 

     

[アニュワンTIJ副所長]          [吉田弘之ACPF事業部長]

(タイ)                       (日本)

 

 

(2)ヴァーチャル展示出展

 

ACPFは、世界の刑事司法関係者にも発信するため、展示ブースのうちヴァーチャル展示にも出展し、

関係者への広報に努めました。

 

◆ACPF WEBサイトにて「京都コングレスバーチャル展示の実際」を公開中

◆ACPF WEBサイトにて「京都コングレスバーチャル展示用FAQ」を公開中

 

 

 

 

 

 

 

(3)閉会式日におけるACPFピアノコンサートビデオの放映

 

ACPFは、ウィーン駐在代表を置き、協力関係にあるため、閉会式当日に国連薬物犯罪事務所を構える

ウィーンにゆかりのある著名な音楽家のピアノコンサートビデオを作成、会場で放映し好評を博しました。

以下は、その画像の一部です。

 

 

 [ベートーベン像]               [ショパン記念碑]

 

 

[龍安寺]            [ピアニスト ナタリア・レーニング]

 

[ピアノコンサート制作協力者画面]

 

[ピアノコンサート協力団体ロゴ]

 

◆ACPF WEBサイトにて

「京都コングレス最終日 法の支配ピアノコンサートのメッセージ」を公開中

 

 

~ 御礼 ~

 

今回の京都コングレスでは、数多くのACPFの皆様にご支援をいただきましたことを、

誠にありがたく思っております。

 

一方で、昨年来のコロナ禍の影響で、2020年4月開催予定が延期となり、さらには2021年3月開催の

京都コングレス参加者数にも制限がかかり、ご迷惑をお掛けしたことをここにお詫び申し上げる次第です。

 

ACPFでは現在、online参加者向け及び登録手続なしに京都コングレスの状況を閲覧できる情報を収集しておりますので、

それらを得次第、また皆様にご案内する予定ですので御寛恕くだされば有難く存じます。

 

 なお、今回の京都コングレスでは、参加者の人数制限がありましたが、北田理事長、島岡副理事長、

山下副理事長ほかACPF関係者のin-person参加者が連日熱心にコングレスに参加いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中で感じ取れたのは、今次の状況下で、犯罪防止・刑事司法対策において、今や、世界中が官・企業・市民を問わず

問題意識を共有し、協力し合うことへの重要性が主張されたことでした。

 

 ACPFは1982年に元理事長敷田稔氏により創設された国連NGOですが、氏の先見性のお蔭で、早くから

SDGを視野に入れ活動を継続した結果、今も国連総合諮問資格を有する国連トップカテゴリーのNGOとして

活躍をしています。

 

そして、今回の京都コングレスでは、ワークショップの議長役だった、マッティ・ヨッツェン博士

(元HEUNI所長、ヨーロッパのアジ研のような組織です。)がその総括報告の中で、この報告を元敷田理事長に捧げますと

言われたことが、とても印象的で会場に感銘を与えました。

 

 なお、今回の京都コングレスの成功のためにACPFの皆さまから、貴重な御寄附、ご支援をいただいておりますので、

この機会を借りて改めて御礼申し上げます。

 

 今後もACPFは「犯罪なき繁栄」のために賛意と使命感を抱くACPFの皆様と協働するため、継続して

努力を重ねて参りますので、倍旧のご支援を賜りますれば幸甚に存じます。