タイセミナー参加者の感想をお届けします!
通称タイセミナーは、第1回が2013年に開催されました(「アジア刑政財団とは」参照)。
会員企業等のために役立てることは他にないかと模索していたところ、海外協力団体のタイACPFがこれに呼応してくれたのです。
そのリーダーシップを取ったのは、Dr. Kittipong Kittayarak(キティポン・キタヤラク氏)。
氏は UNAFEI卒業生であり、その後に客員専門家としても何度も来日しています。タイ司法界で法務省事務次官など要職を歴任し、「司法改革のチャンピオン」の異名を取ります。今は、タイ法務研究所(TIJ: Thailand Institute of Justice)の所長です。
そのTIJは、国連の犯罪防止・刑事司法ネットワーク(通称PNI)に2016年にメンバーとなり、女性受刑者の処遇改善(バンコク・ルールズ関連)や法の支配を中心にして、様々な国際会議・国際セミナーを開催し、大きく貢献しています。
このタイセミナーは5回目ですが、今後もTIJ-タイACPFセミナーとして同様に続きます。
これまで半日のタイセミナーだけであり、日本からの参加者はACPFの幹部数名のみでした。
そこで2018年は、試みに、刑事司法機関の視察と組み合わせた4泊程度のツアー形式を取り入れました。
その企画をHPで周知したのが12月下旬と遅くなりましたが、それでも横浜支部と広島支部から十数名の参加があり、合計19名の参加を得られたのです。
プログラムは、TIJの全面協力で誠に充実したものになりました。
日本参加者の受け入れから送り出しまでの全プログラムと、横浜支部の参加者から寄せられた報告・感想は次のとおりです。
→相澤正雄さま寄稿(女子刑務所 バンコク刑事裁判所)
来年の第6回TIJ – タイACPFセミナーの日程は既に決定済みです。
2019年2月11日(月)
今回と同様に、ツアー形式で行いますので、2月9日(土)~2月13日(水)までの日程を計画しています。
通常の旅行では得られない経験ができますので、今から日程を確保し、奮ってご参加を!