安全手帳の記者会見by堺屋太一ACPF会長(2018.02.22)
ACPFは、データでみる「安全な国 日本」改訂版発行について記者会見をしました。
日 時:2018年2月22日(木)15:00~15:55
場 所:日本プレスセンター
参加者:記者10名
内容
ACPFの堺屋太一会長が30分ほど、安全手帳改訂版の説明をし、その後記者3名から質問があり、堺屋会長が回答しました。
堺屋会長説明
その説明は30分に及び、安全、安心、正確、清潔、善意の国日本を流麗かつ分かりやすいものでした。
記者質問
1 なぜ今改訂版?
安全な国日本の姿を知ってもらいたいので、適宜改訂することにしています。
2020年東京オリンピック・パラリンピックもあり、海外からの旅行者向け、オリンピック・パラリンピックボランティアにも使っていただきたい。
2025年大阪万博誘致に向けた宣伝もある。
2 初版と改訂版の内容の違いは?
①統計を最新版に
②人権擁護委員、民生委員等善意の国日本の協力者を追加
③汚職認識指数の項目を分かりやすく拡大表示
3 堺屋会長(節)エッセンスがあればぜひお聞きしたい。
日本はこれまで明治時代から、そのときどきの目標を、戦前は強さに、戦後は経済的な豊かさに、その後は安全、安心を求めてきたと思います。ところが、そのための規制が強まり、楽しさが薄れた。意外性がないというのもその表れですね。
4 堺屋氏は、以前「油断」という著書を書かれているが今のお考えは?
昔は油がないのが大変だったが、今は子どもができないのが問題である(少子化)。次世代は宝です。
日本は少子化なので、海外から有能、まじめな方を招き、資格試験へ経て、日本国籍を与えるとか、いろいろありますが。
5 最近は、以前の官僚主導から、政治主導への動きがあると言われていますが、どのようにお考えですか?
逆です。単に、官邸内の官僚が頑張っているだけですね。
6 では、それは誰ですか?
それが分からないのが官僚主義です。官僚は、2年おきにすぐ変わる。どこに、だれに、責任があったかと問われればよく分からない。そういうことです。
7 高齢者記者からの質問
私は団塊世代なのですが、自動車運転をしていて、同世代の方々が交通事故を起こすことがあると考えると、どうすればよいとお考えですか。
基本的には、車の自動運転システムに頼ることになると思います。ところが問題は、そのために電波法というのがありまして、その権限を持っている所管官庁の問題があります。