マレーシア刑政財団(MCPF)がACPFを訪問(2018.2.20)
2018年2月20日、マレーシア刑政財団(MCPF)と王立マレーシア警察クアラルンプール警察の代表団計8名がACPFを訪問しました。
代表団一行の来日目的は、刑事司法発展のため安全な都市東京に学ぶことです。今回の来訪では、国連アジア極東犯罪防止研修所(UNAFEI)にも訪問しました。
代表団構成:
☆クアラルンプール警察4名(代表は同警察警視総監Datuk Seri Mazlan Bin Lazim氏)
☆MCPFメンバー4名(理事長 Bok Siew Mun氏)
千田恵介UNAFEI所長が、UNAFEIの活動概要と2020年京都コングレスを説明し、引き続き吉田弘之ACPF事業部長が財団の活動について説明した。
質疑応答では、ACPFから贈呈した“JAPAN, how safe”(通称:安全手帳)を見ながら
- 日本の刑事司法手続の法体系は大陸法系か英米法系か、当事者主義と言いながら検察官が捜査しているのはなぜか
- 日本は経済的に発展し、安全であるのに、自殺が多い理由は何か
など、ポイント突いた質問がなされるなど、活発な交流となった。
帰り際には、UNAFEI昭島庁舎前で国連旗と日章旗を背景にMCPF一行とACPF関係者で記念撮影した。
なお、代表団は、今回の訪日中に警視総監を表敬訪問し、SECOMにて警備システムにつき体験型視察を行なった。
(参考)
MCPFは1993年設立のACPF海外協力団体。
第3回ACPF世界大会(1993年1月、クアラルンプール)では、マハティール首相の御臨席を賜るなど、ACPFとの関係は永いものがあります。今回は、MCPF及びACPFの活動を相互に確認し、今後の連携について意見交換しました。