国連(ウィーン)で敷田メモリアル・イベント開催!(2018・5・16)
2018年5月14日から18日まで、国連(ウィーン)で第27回犯罪防止刑事司法委員会
(CCPCJ・通称コミッション)が開催されました。
このコミッションは、毎年ウィーンで開催される政府間会合であり、5年に1回開催の
コングレスの議題決定やその実施に関連する会合です。その際に、刑事司法に関する
種々のテーマでサイドイベントが開催されます。(今回のプログラムの英語版)
今回、ACPFは国連NGOとして参加し、5月16日、敷田稔氏メモリアル・イベントを
UNAFEIと共催で開催しました。
イベントでは、敷田前理事長によるこれまでの国連への貢献に対し讃辞と、当財団に
対する今後への期待が寄せられました。
<メモリアルイベント会場にて>
<ベテレ氏、レド氏等、敷田氏ゆかりの方々によるメモリアルメッセージ>
【ACPF前理事長敷田稔氏の功績】
→1982年 ACPF創設
→永年に亘り、国連刑事司法分野で活躍(アジア刑政通信60号参照)
→ACPF前理事長敷田氏は2017年9月12日に85歳で逝去。
偲ぶ会は2017年11月30日、東京の法曹会館(Lawyers Club)において執り行われました。
ウィーンを始め、海外からも弔意メールを数多く戴いたことや敷田氏の国際貢献に敬
意を表するため、今回、ウィーンでイベントを開催しました。
なお、この様子は、2018年5月18日付け毎日新聞東京版で「法曹国際化推進 敷田さ
んしのぶ ウィーンにて」というタイトルで、記事になっております。
【ウィーン・コミッション】
当日は、敷田氏とゆかりのある次の方々も参加しました。
千田恵介アジ研所長
エドアルド・ベテレ氏(元UNODC国際条約局長、敷田氏の後任)
ヨランタ・レド氏(ACPFウィーン駐在代表)
マッティ・ヨッツェン氏(HEUNI前所長)
イボン・ダンデュランド氏(カナダ・刑事改革刑事司法政策国際センター・シニアアソシエイト)
ウジット・ウジットソラ・ア氏(タイ法務省事務次官)
金振煥氏(KIC:韓国刑事政策研究院長)
ギャリー・ヒル氏(セガ・サービス)
山下輝年ACPF事務局長
敷田氏のこれまでの国連関係に関する貢献の数々の話がなされ、ACPFへの期待が
披露されました。
今回のコミッションには以下の会員が参加しました(五十音順)。
末永沢子会員
堤哲評議員
西美友加会員(弁護士)
山下輝年事務局長
吉田弘之事業部長